前回、農協の保険をまとめて解約した話を書いた。でも実は、そのとき解約しなかった保険がある。終身保険と、年金保険。
今日は、一度は「残す」と決めた保険を、なぜ結局解約したのかの話。
「終身保険」の意味を、知らなかった
まとめて解約したあの日、担当の方に聞いてみた。私の終身保険って、どういうものですか、と。
恥ずかしながら、「一生涯保障が続くもの」という認識しかなかった。ちゃんと理解できたのは、FPの勉強をしてからだ。
内容はこうだった。年3万円ちょっとを60歳まで払う。60歳前に亡くなれば200万円、60歳以降なら100万円。
電卓を叩いて、「30万円お得」だと思った
その場で計算してみた。(途中で保険を何度か変えているかもしれないので、金額は正確ではないけれど。)
加入から60歳までの23年間で、払うのは 3万円 × 23年 = 約70万円。
60歳を過ぎてから亡くなっても100万円もらえるなら、30万円お得…?
そう思って、このときは残すことにした。
シミュレーションを知って、ひっくり返った
ところが。資産運用シミュレーションを知って、あの「30万円お得」の見え方が変わった。
お金は、時間をかけて増やせる。それを知ってから引っかかったのは、この保険は60歳を過ぎたら、70歳で亡くなっても、80歳で亡くなっても、ずっと100万円のままだということ。何十年経っても、1円も増えない。
この終身保険は、自分のお葬式代になるかな、と思って掛けていたもの。でも、60歳前なら200万円、60歳を過ぎればいつまでも100万円。冷静に見れば、保険に頼らなくても、普通に貯められる金額だ。
それで、解約を決めた。
(→ここに資産運用シミュレーション記事のブログカード)
年金保険は、農協の銀行窓口で教えてもらった
年金保険に入ったきっかけは、お金への不安だった。何か少しでも増えるものはないかと、農協の銀行窓口で相談して、教えてもらったのが年金保険。
夫の分は、老後用に。私の分は、子供が大学に行く頃に仕送りの足しになるように、45歳から54歳まで積み立てて、55歳から受け取る予定だった。
夫の年金保険は、終身保険と一緒に解約した。私の分は、払込があと2年ちょっとだったので、このときはそのままにした。
でも結局、その5ヶ月後、窓口に行って解約した。シミュレーションを知ってしまったら、「いらないかな」と思ってしまったのだ。
解約して戻ってきたお金をどうしたかは、また別の記事で書いてみる。
※これはあくまで我が家の場合。必要な保障は家族構成や健康状態でまったく違うし、一度解約すると、持病によっては入り直せないこともある。解約は、よく調べてからじっくりと。
私の背中を押したのは、誰かの言葉ではなく、「お金は時間をかけて増やせる」と知ったことでした。今入っている保険、いくら払って、いくら受け取れるのか。一度、確かめてみませんか。

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